「鈴鹿セブンマウンテン」制覇を目指す中で、2025年8月31日、入道ヶ岳に挑戦しました。真夏の登山は避けるべきと分かっていながら、どうしてもこの日に登りたかった理由があります。それは、夏の終わりに自分を試したかったから。気温40度超えの過酷な環境の中、4Lの水を消費しながら歩いたその記録を、ここに残します。
猛暑の登山は過酷だが、得られる達成感は格別
2025年8月31日、初めての鈴鹿セブンマウンテンの一座「入道ヶ岳」に登った。気温は下界で40度を超える予報、登山中に消費した水は4L。過酷な環境だったが、それでも登り切った山頂からの景色と達成感は、何物にも代えがたいものだった。真夏の登山は慎重な準備が必要だが、挑戦する価値はある。

極限状況だからこそ、心と体に刻まれる体験になる
登山は自然との対話だ。気温、湿度、風、地形——すべてが登山者に影響を与える。特に真夏の登山は、熱中症や脱水症状のリスクが高く、体力の消耗も激しい。だからこそ、無事に登頂・下山できたときの達成感はひとしおだ。自分の限界を知り、自然の厳しさを肌で感じることで、心に深く残る体験となる。
入道ヶ岳登山での実体験
この日の登山は、椿大神社から井戸谷コースを使ってスタートした。朝8時の時点で気温はすでに30度を超えており、登山道に入った瞬間から汗が噴き出した。持参した水はハイドレーション2Lとペットボトル500ml×4本、計4L。普段の登山では多すぎる量だが、この日は「足りるかどうか」が不安だった。
この日の登山は、椿大神社から井戸谷コースを使ってスタートした。朝7時の時点で気温はすでに30度を超えており、登山道に入った瞬間から汗が噴き出した。持参した水はハイドレーション2Lとペットボトル500ml×4本、計4L。普段の登山では多すぎる量だが、この日は「足りるかどうか」が不安だった。
二本松尾根コースは比較的緩やかな尾根道で、木陰も多く風も通るため、登り始めは快適だった。しかし標高が上がるにつれて湿度が増し、風も止み、体感温度は急上昇。10分おきに水分補給をしながら進むが、体温調整が追いつかない。沢がないため、顔を洗うこともできず、汗は流れ続けた。
登山開始から3時間半、山頂が見えてきた。最後の急登は草原状で直射日光が容赦なく照りつける。午前12時半に山頂到着。遮るもののない青空と、眼下に広がる鈴鹿の山並み。写真を数枚撮った。



下山は「井戸谷コース」を選択。沢沿いの道で水音が心地よく、顔を洗ったり首筋を冷やしたりできるのがありがたかった。とはいえ、疲労と脱水の影響で足取りは重い。途中、木陰で10分ほど休憩し、持参した塩タブレットでミネラル補給。自販機のある椿大神社の駐車場が、まるでオアシスのように思えた。
午後15時半、無事下山。自販機で冷たいスポーツドリンクを買い、一気に飲み干す。体に染み渡る感覚が忘れられない。この登山で消費した水は4L。これまでの登山で最多記録だ。水のありがたさ、命を守る道具としての重要性を改めて実感した。
過酷な環境でも、自分を試す価値はある
真夏の登山は危険も伴うが、準備と覚悟があれば乗り越えられる。そして、その先にある景色や感情は、日常では味わえないものだ。入道ヶ岳での体験は、私にとって「夏の終わりを刻む記憶」となった。水4Lが語る物語は、挑戦と達成の象徴だ。来年の夏も、またどこかの山で自分を試したい。
入道ヶ岳での真夏の登山は、まさに「命を守る登山」だった。気温40度超えという極限環境の中、4Lの水を消費しながら歩いた道のりは、体力だけでなく精神力も試されるものだった。
それでも、山頂からの景色、沢の音、冷たいスポーツドリンクの一口—口すべてが心に深く刻まれた。この体験は、単なる登山ではなく「自分との対話」であり、「夏の終わりを刻む儀式」だったように思う。
次に登る山はどこだろう。季節が変われば、また違った表情の山が待っている。その時も、しっかりと準備をして、自分の限界を少しだけ超えてみたい。
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